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|紹介コーナー| ベトナム各地の郷土料理(第1弾)|紹介コーナー| 

ベトナム北部秋の味覚: 繊細さと温もり ベトナム北部の秋は、風景画のような美しい自然があって、色彩と香りが合わさり、まるで深く穏やかなメロディを楽しめているように感じます。。夏の陽射しが徐々に優しくなって爽やかな風に変わった時、秋空と大地は新しい衣を纏ったようです。木々は黄金色になって、特にジタノキ(Hoa sữa)の香りが漂います。肌寒い季節になる秋は、ベトナム北部の伝統的な料理は一度食べるだけで忘れられないほど魅力的でおいしい料理がたくさんあります。 秋に染まっているハノイのファンディンフン通りにある人面子(梅のような果実)の並木と花売りの老婆 (写真: コレクション) ハノイの秋の料理と言えばヴォン村(Lang Vong)のコム料理です。コメの主な収穫時期である10月を迎える前、まだ成熟していないもち米を使って「コム/Cốm」と呼ばれる食材が作られます。特まだ青い稲から採ったもち米である鮮やかな緑色で柔らかいコムは、蓮の葉に包まれ、秋の清らかな香りを運んでくれます。コムはおやつとして食べる他、お菓子や、お茶、おこわなどにも、多彩な料理にも使われます。 ハノイの秋が訪れたら絶対に食べたい特産品、コムとコム菓子 (写真: コレクション) また、月餅も北部の秋の定番料理の一つです。中秋節は旧暦の8月15日にあたる日で、日本ではお月見の日によく食べるお菓子です。黄金色の皮に包まれた焼き餅と雪のような白い皮の蒸し餅の2種類あります。、中に入っている餡は緑豆、ハスの実、塩漬け卵などです。中秋節に家族全員が集まって満月を象徴とした縁起物である月餅をお供えし、食べる風習があるので、月餅は美味しさだけではなく、家族の絆という意味も持っています。 月餅はジャスミン茶と一緒に楽しめることで、秋の忘れられない味わいを生み出します (写真: コレクション) 秋は、エレガントなブン料理「ブンタン」を楽しむのに最適な季節でもあります。透き通ったスープは干しエビの香りが漂い、ハム、卵、茹でてほぐした鶏肉などの具材が加わり、色彩豊かな美食の一皿を作り出します。 ブンタンの上品で温かい味わいは、秋の肌寒さを包み込むようです (写真: コレクション) 濃厚な味わいの料理が好きなら、「チャールイ」は外せない一品です。チャールイは、毎年9月から10月の秋にしか味わえない海産物で、卵、ひき肉、ディルと一緒に調理され、美味しくて濃厚なフリッターになります。甘みのあるチャールイと秋の特徴的なスパイスの風味が絶妙に組み合わさり、細切りの柑橘皮と共に楽しむことができます。 チャールイの濃厚で香ばしい味わいは、秋の料理に贈る特別なギフトのようです (写真: コレクション) 北部の秋は、各料理の繊細な味わいが際立つ季節です。どの料理もその場所と時間の印象を強く残し、食事を楽しむだけでなく、北部の秋の美しさを満喫できる特別な体験となります。

|誇りコーナー| 私たちがテレビに出ました!TeNy新潟テレビ!2021年5月28日

今日は、自慢話を皆さんにお伝えしたいと思います。 2021年5月28日(金曜日)、カフェフィン私たちがTeNy新潟テレビの「ほりさんぽ」という番組で紹介されました。 そして、本日、感謝のお手紙と記念DVDを送っていただきました! 本当にありがとうございます〜 グランドオープンから現在まで、地方メディアの方々に色々な形でサポートしていただき、外国人である私たちは心から感謝しております。 番組の動画をアップしておりますので、ぜひご覧ください。

|紹介コーナー| 路上カフェ: ダナン人の独特な文化

聞き慣れない、でもとてもシンプルで面白い名前。どこからこの名前が生まれたのかはわかりませんが、一度耳にしただけでも中部地方らしさが漂ってきます。独特な座り方、小さな椅子に腰掛けて、考え事をしているように「しゃがんで」座るスタイルは、この地の気候や風土にぴったりです。ダナンは「犬が石を食べ、鶏が砂利を食べる」と言われるほど乾燥して厳しい土地で、人々は大地に額をつけて働き、空に背を向けるような厳しい生活を送っています。それが人々を考え深くさせるのです… ある時、遠方から来た友人を連れて、Lê Lợi通りとQuang Trung通りの角を通り過ぎた時、友人が驚いて言いました。「うわ!ただの路上カフェなのに、なんでこんなに人が多いの?」 そう、その通りです。南から北まで、そして北からまた南へと移動しても、ダナンほど路上カフェが多い場所はなく、またダナンほど路上カフェが賑わっている場所もありません。ダナンの人々はコーヒーをとてもたくさん飲みます。朝も飲み、午後も飲み、夜も…飲むのです… 路上カフェ(カフェコック)はダナンに古くから存在していますが、ここ数年でその人気が爆発的に増えています。ダナンの主要な通りを歩けば、至るところで路上カフェを目にすることができるでしょう。これらのカフェには共通点があります。それは、より整然としており、店舗も立派で、スタッフの対応も整っていて、プロフェッショナルであること。そして何よりも、お客さんの数が増えていることです。 最近では、小規模なカフェだけでなく、突然多くのモダンなカフェチェーンが登場し、お客さんを惹きつけるスポットとなっています。たとえば、「カフェ・ホンアン」から始まり、「フォー」、その後「パレ」、そして特に「カフェ B&B」(New Life チェーンに属する)などが次々とオープンしています。 各地方にはそれぞれ異なる文化があり、カフェの楽しみ方もそれを反映しています。ダナンの人々には、「朝は苦味を味わい、午後は辛味を飲み込む」という面白い表現があります。一見すると中部地方特有の嘆きに聞こえますが、実はこの土地の人々の楽しみ方の一つなのです。つまり、朝は苦いコーヒーを楽しみ、午後は辛口のお酒を味わうのです。 路上カフェの流行がダナンで広がっている理由のひとつには、時間とお金の節約、そして産業都市の活気に適応するという深い理由があります。10年から20年後、この街がどれほどのスピードで発展し変化しても、路上カフェはこの若くて活気のある街に住む人々にとって、なくてはならない文化として存在し続けることでしょう。